濱屋理事長
本日はお忙しい中、お越し頂きありがとうございます。早速ですが、まず伊東市長にお伺いします。丁度昨年の12月の市長選から始まって本当にご多忙な一年だったと思いますが、この間を振り返えられて市長ご自身の活動のお話を頂きたいのですが。
伊東市長
就任後、待った無しで解決が迫られていた問題が実に沢山ありました。まず去年の12月中に結論を出したごみの焼却炉、100億円以下で作るという一つのそれが決断でした。
年が変わり子供遊学館が42億の予算に対し3億8千万予算をオーバーすると言う話になり、設計変更を命じまして約半年発注遅れましたが、予算内で上げてもらうようになりました。
いずれも、大きな事業は莫大な事業費を担っておりますから、それをそのまま放置することには行かないと考えますし、その他に解決が迫られている問題は沢山あります、10年以上前から言っていたごみの有料化もこれについて検討しその方向で方針を立てさせてもらいました。
一言では言い切れないほどありますが、長年取り組んできた、道立病院の赤字問題ですが、病院の機能維持が難しくなっています、ここで道立病院を廃止してその機能を全て、市立病院に移管して釧路市立病院が引き受ける。釧路市立病院は現在の1.5倍に増築して、これに備える。この方針は道との接触を経てほぼ決まりつつあります。また選挙時の公約につきましては、第二子以降の保育料無料化も実施しました。そして、何十年間市営住宅で生活を営む入居者が退去する時に発生する修繕費ですが、本来、10年〜20年暮らしていれば室内が汚れるのは当前の話であり、これはやはり大家の責任で修繕するべきことではないかということで、好意に傷つけたり壊したりした物以外は修繕費を無料にする試みを致しました。
除雪体制の抜本的な見直しも指示しました。市内を6ブロックに分け、責任ある除雪体制を構築する、12月1日号の広報釧路で詳しく出ておりますがそうとう改善されることになるだろうと思っております。
6市町村の合併協議会、これも大事な問題です。これは何としてでも他の町村との合併を図りたい、今一生懸命やっているところです。
また釧路市制では始めての事ですが、職員給与の5%カットに踏み込みました。2ヵ年カットすると約6億3千万程の人件費が浮き、財政改革に欠く事の出来ない政策であり、やり遂げる事が出来たと思っております。
そして高速道路でありますが、釧路青年会議所の皆様にもご協力いただいており感謝しておりますが、高速道路のランク付けをする国土交通省、及びその関係委員の方々に対するアプローチを今年の春から何度も行ってきました、そして最終的には道の知事意見でその方式が決まるという話もあります。釧路−本別間、いわゆる、新直轄・最優先の申し込みに今回成功できました。新直轄というのは、国と道ですから無料高速道路になりますので、釧路地域の人達にとって大変良い話になるのではないかと思っています。
まだまだお話したいことはありますが、一年間忙しい毎日でありました。
濱屋理事長
今までのお話しを伺って市長の素晴らしい行動力、リーダーシップに感銘を覚えると同時に我々の誇れる市長像を強く感じました。同じく三輪直前理事長も6月に理事長予定者になられてからいち早く市長より先に「釧路再生」というキーワード掲げられたという風に言われていましたが(笑)
三輪直前理事長
伊東市長は、素晴らしい心をお持ちだと感じると同時に頼もしい市長に巡り合えて大変うれしく思っております。
私は2002年度の6月から予定者ということで方針を作っている中で、様々な問題がありました、昔の良かった頃をもう一度再現したいと思いまして、釧路再生室を創りました。JCというのは夢追い人ですから、もう一度頑張ろうということもそうなのですが、どのような手法で頑張るのか?ボランティア団体、NPO団体など色々な団体があります。我々はそういった事から一つ離れて、皆をコーディネートする役であり、縦割りだったものを横に繋げる役割に向け我々は努めなければならない、そしていち早く変化する時代を察知して100年、200年先を常に見据える、そういう面ではこんな釧路を創りたいという皆の総合力で行動すれば素晴らしいまちが出来るのであろうと思います。特に先般、国の借金問題など多々ありますが、やはり子供たちの将来が心配に思います。伊東市長も子供たちの為の街造りをと言われていますように私たちもそのつもりで釧路再生室というのを立ち上げ取り組んでまいりました。
一つはルネッサンス協議会。先ほどのボランティア団体を取りまとめるようなことをしましょう、ということ。また経済活動についても、“株式会社 釧路”仮称ですが、そのようにして株式会社組織で利益を出してダメであれば辞める、逆に止められないのも政策だったのでしょうから、そのような団体をもっと作っていこうよというのが去年の一年間ですね。まずは第一段階としては良いスタートが切れたと思っています。
濱屋理事長
先ほどからの伊東市長、三輪直前理事長のお話をお伺いしていますと我々青年会議所は常に更なる進化をしていかなければならない組織だとあらためて感じます。2004年度もまちづくりの部分においては新たな枠組みで合併協議会がスタートし2005年3月には新しい市が誕生するであろうという可能性を踏まえ、その新市の総合計画になんらかの形で我々のアクションを取り入れて頂こうということでの委員会を設けております。また次世代につないでいくためにも地域の特性に特化した循環型社会の構築を意識する事が必要であると考え環境政策にも力を入れていきたいと考えております。
三輪理事長に伺いたいのですが、青年会議所メンバーの更なる資質向上というのがありました。人間力という部分にスポットが当てられてきましたが・・・
三輪直前理事長
濱屋理事長も言われた循環型社会ですが、人を大事にしていく社会という面にも共通していることと思います、人との関わり、繋がりを大事にする社会。メンバーも少数精鋭がいいかっていうとそうじゃない、やはり多数精鋭でないとこれからは都市間競争が激しくなるなか人としてどうあるべきか、また経営者としてどうあるべきか学んでいこうと一年間徹底してやりました。新入会員のメンバーにセミナー開催したり、そういう心掛けで事業に取り組まないことには組織も進化しないと思います、人間力開発には特に重点をおいて頑張ってまいりました。
濱屋理事長
2003年度はメンバーに対しての資質向上が強くなされました。それをもとに2004年度は青少年教育にも主眼をおいて子供たちと一緒に我々も人間力を高め、より逞しい人間になりましょうということで「共に育む」という事に重きをおいて実践していこうと考えています。今言われたようにベースはやっぱり人ですから。また三輪直前理事長は常々メンバーに社業へも全力であたるようお話をされていましたが、それは実に大切な事だと私も思っています。メンバーの会社それぞれが元気でなければ元気な地域は有り得ない。そういう意味でも個々の経営力向上という部分にも力を入れてゆきます。また新たな試みとしては経営力を外部にも発信し今の子供たちにも基礎的な知識というのを与えていきたい。そして将来の社会起業家というか、ハートある企業家を育成していくベースを築きたい。人間力・経営力を我々と「共に育む」というスタンスで取り組んで行きたいと考えています。
伊東市長
長きに渡り(社)釧路青年会議所の活動は沢山見てきましたが、いわゆる地域おこし街おこしの為の企画やイベントなど素晴らしい事業を継続してこられてますね。
今の釧路にとって少し寂しいのが地域の中小企業の元気が他都市に比べて無いと言われています。近年北海道自体が徐々に景気回復の兆しを見せているが、この釧路地方は未だ低迷しおります。今後も地域に必要な活動していただき釧路経済を皆様の若い力で活性化させて頂くことに期待しております。
濱屋理事長
ありがとうございます。地域から望まれる価値ある存在として我々がこの地域に存在できるよう「やり遂げる意志を持った行動」を念頭に一年間全力で取り組んで参ります。本日はお忙しい中お越し頂きありがとうございました。